「ヘルシング OVA」を見ています。
全編を見終わったわけではありませんが、
明らかに表現としておかしい箇所は1点だけです。
セラスの持っている銃の弾丸なんて、細かいことを言いません。
それを言ったらその程度の些細なことを言い出したら、現実では無い世界、
空想の世界なんて存在出来ません。破綻します。
私はその世界のルールに沿っている限り気にしません。
それにしてもウィキペディアで読んだのですが、OVAは原作通りだとのこと、、
その通りだとして、その通りだとしたら原作者はどこまで理詰めで計算して、
構成を考えているんだと思います。
アニメで再構成するなら分かります。
終わった話を再構成するなら、、、漫画家は自我を通せない筈なんです。
読者の反応を見ながら書く、作者が思い描いた通りの結末を迎えることは、構想通りに進むことはあり得ないでしょう!
自我を押し通したら打ち切りです。
他人から何かしらの干渉がある中でここまで筋を通したことが出来るなんて凄すぎです。
私の目からはブレが見えません。
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違和感のあった箇所は1つだけ、、、
それも後の伏線になる重要なシーンではありますが、これは「漫画」だから違和感のない表現です。
それを絵が動くアニメでやったら、、、
ヘルシング OVA(Ⅵ)のキス未遂の箇所、、、
漫画なら止まった世界ならこの演出はありですが、
敵が全員館に入った?とは言え、攻撃の手を止め、周りを警戒せず喋りまくる傭兵たち、、、
タイムラグが少しあるとは云え、これは違うだろうと思いました。
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明確な舞台設定の「ルール破り」はここだけです。
まあ、私がヘボなだけかも知れませんが、粗探し出来ない、、、
残酷な話というのは置いておいて、話にのめり込めない作品ではありません。
主人公が動かない話、些細な話です。
登場人物の生き様を描いた、雰囲気を味合う作品にそれを言うのはナンセンスです。
言うなれば異能者同士の戦いの話ですが、ありふれた話でありますがのめり込んでいます。
まあ、のめり込んだところで、悲惨な話なので何回も見られる作品では、連続して見られる話では無いのですが、、