No.0783、
今日のわんこ

昔を思い出しました。

そして、大人の対応っていいなぁ、、と、、

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大人の対応って重要です。

それは、どんな人間に対してであっても、、

そして、余計な恨みを買わないための処世術です。

そして、残酷な側面もありますが、、、
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適切なアドバイスを受けるられるのは、見込みのある人間だけです。

ビジネスパートとして、ノウハウはタダじゃ教えられない訳です。

改善点は誰も教えてくれないんです。
自分で気付くしか無いんです。

それに気付けば、意見の引き出し方なんて幾らでも方法はあります。

まあ、私みたいに自己顕示欲が漏れ出す人間は、たまに本音やノウハウを語ったりしますが、

さて、それがどの程度、さらけだしているかと言うと、、
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ばれても構わないレベルだったりします。

まあ、それでも参考になる人には参考になりますし、深読みすれば分かる人間であればそれが何であるかは分かると思いますが、基本的に全体像を晒していません。
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大人の対応って、、

厄介払い的な側面があります。

そして、門前払い的な側面も、、
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大学二年だか、三年だったかな?

友人の知り合いと大学の講義で一緒になり話をしたことがあるのですが、、

その人は、ゲームデザイナーになりたくて、ゲーム制作会社に企画を持ち込むことを繰り返していたそうです。
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その企画書、常日頃持ち歩いているみたいで、見せてもらったんですが、、

とても、企画書と呼べるものではありませんでした。
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その企画書は企画書と呼んで良いのか、甚だ疑問があるものですが、

RPGのイメージボードです。

まあ、イメージボードでも良いんですよ!

デザイナーとして売り込むのなら、、

でも、そこに出されたものは、画用紙に色鉛筆で書いた拙い絵、、

それが数枚、、それで企画の持ち込みを繰り返していたんです。
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そのイメージボードは、ドラクエのマップ画面のような絵だった記憶があります。

その時、流行りのゲームのイメージを鉛筆と色鉛筆で描いた、、

決して、キャラのアップじゃ無いんです。

その絵を数枚見せられて、物語を語られたところで、、

一体、如何すれば良いのでしょうか?

システムの売りは何も無く、既存のイメージだけ、、
それで、無名のゲームデザイナーを信じろと言われても、、
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その時の私は、血気盛んなお年頃で怖いもの知らずの側面がありました。

そして、その当時から既に理屈っぽかったんです。

けっして、「死ね」とか、「クソ」とか批評にもならない言葉を言った訳ではなく

理詰で、ここが甘い、あそこが甘いと何点か気付くところをイメージボードだけじゃ持ち込み企画としては駄目だとアドバイスのつもりで言ったのですが、、
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その講義が終わる頃には、口も聞いてくれませんでした。

せめて、次に逢うまでに考えておくとか言わないと、、

アドバイスありがとう、、と言えないと、、世の中渡っていけませんよ!

つまり、持ち込んだ先の人間は聞き流すだけで、アドバイスらしいことをひとつもしてくれなかったみたいなんです。

そして、まわりの人間も、、

世間は、そんなものです。
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アドバイスはお金で買うものです。

そして、真っ当なアドバイスを受けて受け答え出来ないようじゃ駄目です。

代案を示せない時点で、、

まあ、中には私みたいにアドバイスを返してくれる人間もいますが、

でもそれは基本的に、人間関係が壊れない程度のアドバイスだけです。

その人が感じていることを全て話してくれているか、怪しいものです。
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そして、そのアドバイスはどちらかと言うと、自分を評価してくれる側の意見です。

知人、友人ということは、ニュートラル、中立の人間ではありません。

付き合い方にもよりますが、味方の範疇です。
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その味方の範疇の人間のアドバイスくらいで凹んで1時間後にはむすっとして喋らないようじゃ、、クリエイターとしては失格です。

そして、間違いなく、世間の評価はもっと厳しいです。

それを言わないだけで、、
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世間は、どちらかと言うと、敵側です。

けっしてニュートラル、中立ではありません。

実績が無いブランド、アプリは疑って掛かります。

そして、気に入らなければダウンロードしても即削除、、
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良いアドバイスも、悪いアドバイスも貰えるのは一線を超えた人、アプリだけです。

見込みのないアプリの応援なんて誰もしません。

ユーザーのレビューは利益誘導の側面もあります。

不具合報告があると言うことは、使ってくれている証拠です。

改善要望も、、

それが改善されれば、報告者にもメリットがある訳です。
まあ、けっして慈善事業でアドバイスを送ってくれる訳ではありません。
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それをクレームだと一蹴するのはもったいないです。

身内のアドバイスは、オブラートには包んでありますが、注意深く観察すれば本心が分かります。

改善点に耳を傾けず、バージョンアップを繰り返したところで、、
そのアプリに存在意義はあるのでしょうか?

そして、漠然と、このアプリは如何? と聞いたって駄目です。
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付き合い程度、その場限りのこと、人間関係を壊したくない人間は馬鹿正直に答えてくれませんし、即座に言葉として具現化することがすることが出来る人間は、訓練された人間だけです。

着目点を言わないと、、何の評価をして欲しいかをハッキリと言わないと、、

そこから出た感想、アドバイス、疑問点から世間の評価を想像する訳です。
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アプリをリリースしても、評価は集まりません。

そして、レビューも、、世間の本当の評価は思う通りには集まらないんです。

そんな時にいつでも手軽に集められる情報は、知人から、、

話半分、お世辞半分と考えて、世間の評価を想像する訳です。
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そして、同類、同等のアプリの評価、、、

それを見れば、分析すればユーザーが何を重要視しているか、不満に感じているか分かります。

私は、そういう所から意見を集め、アプリを改良しています。

そして勝手気ままに自分の作りたいものを作っています。

例え、売れ筋が分かったとしても、自分の力量で作れるとしても作るかどうか、、

怪しいものです。
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所詮は、個人、たたの暇つぶし、小遣い稼ぎのレベルです。

仕事ではありません。

生活は掛かっていない訳です。

そういう条件であれば、私の場合、自分が欲しいもの、興味があるもの、作って楽しいものを作ります。

採算度外視で、、、

極論言えば、売れる必要はありません。

喜んでくれる人、使えると評価してくれる人がいれば、、

それで、お金が稼げれば何よりだと思っています。