アプリを修正しています。
何年も何年もチャレンジし続ければ、不文律であるルールの幾つかは自然と分かります。
そして、自分のアプリは熟成させないとダメだなと、、改めて気付きました。
音から見直してみると、アプリの挙動に規則性が無い箇所とか見つかります。
また、これが正しい動作が必ず求められている訳ではありません。
お客さんが求める答えは、自分が思い浮かぶ答、、
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ここら辺は、リアルの生活と似ています。
本音と建て前を使い分けないといけないんです。
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私が知っている暗黙のルールというのは、、
・画面の下3分の1のスペースに操作スイッチを配置しなければ駄目だということ
・操作ボタンの大きさは親指の大きさがベスト
・アプリストア内でのキーワード
「かれんだー」より「カレンダー」の方がキーワードとしては良いこと
それを原則にしても「かれんだー」の方が良い場合があること、、
・片手操作を想定して作らないと売れないこと
・片手操作を前提として操作性が悪いと言われること。
・何度も同じ箇所をタッチするという操作は恐らく受け入れられないこと。
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予測変換については、
日頃使っている言葉とか、よく検索される言葉は、最初の1文字目で変換リストが出ます。
そこに出るのは、正式名称、つまりこの場合は「カレンダー」です。
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でも、上のアプリ名の候補リストに「かれんだー」という文字があったら、、
そっちに流れますよね!
状況によって最適解が変わるんです。
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そして、スマホ下3分の1のスペースに捜査部を置こうとすると、、
ストレス無く操作するためには、ボタンの大きさが親指の大きさが必要となりますので、親指の大きさ計算で言うと、12ボタン、、これで複雑な操作もこなさなくてはなりません。
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勿論、その上にボタンを配置することは可能ですが、それは身長160cmのひとが2mの高さの棚から荷物を取り出すようなもの、、
背伸びすれば、届くかも知れませんが、そこに日常的に使う物を置くことは、、現実的ではありません。
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アプリでいうところの、そういう箇所のボタンに連打しないと使えない
機能を配置すると、、
アプリ製作者の意図に関わらず、操作し辛いという評価になる訳です。
シューティングゲーム、、
オート連射より、手押しの方が面白いですよね!
硬い敵が出てきた時の倒した時の満足感とか、、
時に撃ち負けたりとか、、
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そういう世代の、そういう経験がある人間は、そういうアプリを作ったりしますが、でも世間的にはシューティングはオート連射、、
自分の嗜好を他人に押し付けても売れない訳です。
売れる、売れないの基準は自分の中にはありません。
売れないなら、自分でその原因を見つけて、自分が一般人の嗜好に近づけるしか無いんです。
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昨日書いたことも、これに準じることです。
よく使う、重要な設定ボタンを上に配置するのは愚作です。
そのキー配列が正しいのか、、常識を疑うべきです。
電卓のキー配列がベストなのか?
そもそも論として卓上計算機な訳です。
机に置いて使う電卓、、それは片手操作なんて考慮していない代物です。
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これが一般用途の商品、アプリなら常識の範囲内でキー配列が決まると思いますが、特殊用途の場合は、、
その特殊性によって、重視される操作が違ってくる場合があります。
各種機能の使用頻度が違ってくるんです。
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悔いの無いアプリを作るなら、自分の理想を提示して、、そこから寄せることです。
常識は考慮しつつ、時には無視することも必要です。
失敗は全て自分の責任です。
そして、誰にも迷惑を掛けません。
その代わり、成功した時の手柄は全て自分のものです。
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売れないと嘆くのなら、一見奇抜な、そして使えば便利さが分かるアプリを作った方が良いです。
メジャーにはなれないかも知れませんが、一部の人には支持される可能性があります。
自分が売れると信じられない物なんて、売れませんからね!
自分の考えをぶつけるのは良いことだと思いますよ!
そして、その反応を見つつ、その考えに意固地にならず、修正を掛けて行けば良いんです。
その修正案も、それは自分が考え抜いた答え、、
結局のところ、個人のアプリ作成者は、自分の意見なんて曲げていないんです。
ただ、見せ方、表現方法を変えただけ、、
それで売れるのなら、それで良いんじゃ? と思いますよ!