オーバーホール用の部品を買おうと思います。

調べても調べても、ネット上には写真が無い、、

そんな商品を持っています。

恐る恐る蓋を開けてみたのですが、驚くほど簡単に開きました。

隠しネジの類が無かったんです。

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そして中身は、流石1987年ものです。

1982年もの? だったかな? は持っているのですが、、

そのメンテナンス動画を見つか限り、

素人がおいそれと分解できるような作りになっていません。

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黎明期の製品は、、そういう傾向があります。

ノウハウが足りないんです。

そしてやたらと金が掛かった作りになっています。

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5年も経てば、、別のメーカーの品ですが、

中身はすっきり洗練されていました。

メンテナンスしやすい構造です。

そして簡単に組み付けできる構造になっています。

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機械物の部品が付いています。

その手のものは錆びてしまったら終わりな訳です。

交換は半ば諦めていましたが、汎用品で今も手に入ることが分かりました。

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無茶苦茶ハイテクです。

外見から想像が出来ないくらい、、

軸受けを本体に固定して、その穴の中にシャフトを通すんです。

そのシャフトには荷重が掛かります。

荷重が掛かると軸受けを強く押す訳です。

そうなると抵抗が生じる訳です。

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その抵抗を減らすためにはどうすれば良いか?

その答えがこれな訳です。

軸受け自身を回してしまえば良いという、、

屁理屈みたいな、理想論を実現したものがこれです。

玉軸受け、、こんな小さな部品に、米粒みたいな大きさのパチンコ玉(ベアリング)が仕込んであるんです。

そんなハイテク部品が、100円ちょっとで手に入るんです。

ある意味、感動ものです。

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目の前にある機器、、

これが作りがおかしいんです。

シャフトの片側が金属、もう片側が樹脂性の軸受けが使われています。

同じように劣化するか? 答えは否、、そう思います。

そして片方に負担を掛ける構造な訳です。

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コストダウンの為の処置だとは思いますが、これはあんまりです。

本体のプラスティックに埋め込まれる様な形でシャフトが取り憑いています。

それを外すには、引っ掛けツメを開いて取り外さないといけないのですが、

プラスティックも劣化している可能性があります。

出来ればあまり触りたく無いのですが、ツメを広げないと取り外せません。

ここは慎重に、覚悟を決めてやらないと未来はない、、そう思っています。

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私は、その製品の本来の性能を知っています。

本来出せる性能を、、

本物を、、本来の性能を知っている人間からすれば、

それを本来の性能まで戻せるのなら、設計性能以上の性能を引き出せるのなら、

失敗を恐れては駄目です。

5個購入して、送料を含めても2000円あったら楽勝の夢のパーツ、、

勝算はあります。 そこから逃げる意味はありません。

部品を手に入れチャレンジしようと思います。