判断は的確で早いんです。
それが他人とチームを組んでやると、、、
まあ、構成力がずば抜けています。
忍耐力もあります。
私は本来、書家なので2、3ヶ月掛けて作品を書き上げる訳です。
2、3ヶ月同じことを繰り返す訳ですから、正解、、、その時に取り得る最前の方法を探す訳ですから出来て当然です。
長期間のシングルタスクは得意なんです。
まあ、先生の下で作品を作り上げる訳ですが、手本を書いてもらったものに可能な限り合わせて書くのですが、例え手本を下敷きにして書いたとしても同じ様には書けません。
墨の濃さが違います。
筆を動かすスピードも、、、
そもそも、筆だって、、、同じメーカーの筆を使いますが、
筆って消耗品なんです。
特に小筆は、、、
全く同じ条件で書くのは不可能なんです。
小筆って、小学生が学校で教わるような使い方はしません。
全ておろします。墨で根元を固めて、先端の5mmだけおろすとか、そんな筆の使い方はしません。
筆の中で使うのは先端の1本だけ、、、
他の毛は墨を貯めておくためのもの位しか価値はありません。
私の場合は、高さ方向を0.5mmの範囲でコントロールして縦、横、斜めに線を引けるくらいの実力かな?
まあ、公募展に7回入線するくらいのレベルです。
専門でやっている人の中では、良くもなく悪くもなくといった位の実力でしょうか?
まあ、それでも上位5%位の位置に居たとは思いますが、、、
小筆の寿命なんて1ヶ月あるかどうか、、、
私の先生は、月に3、4本使い潰すと言っていました。
先端の1本の毛で字を書くのですが、紙との摩擦で毛がすり減ってきます。
そのトラブルは突然やってくるかも知れません。
70cm位の巻物にするような紙、、、時代劇の巻物は、70cmの紙をノリで繋げるんですが、、、
1枚書くのに3〜4時間掛かるんです。
最後の1行で失敗したらそれまでです。
細かいことを書くと、失敗したところを切ってしまえば良いのですが、判る人には失敗したことが判る訳です。
まあ、こういうことを続けていれば、間違い探しは得意になります。
手本との差を探し、可能な限り似せて書く、、、
その時その時の状況を瞬間で確認して、可能な策を尽くして書いていく訳です。
感性の部類に入るのかな?
恐らく同じことを他人がやったら10倍は判断力が早いです。
適当に書いていると思われるくらい、、、
まあ、実際は逆の結果にはなりますが、、、
素人さんは、早く書かざるを得ません。
墨量のコントロールが出来ないから、私は面倒くさがってそこまではやりませんが、1文字30秒くらい掛けて書きます。
こんなの素人さんがやったら、1秒筆を止めたら墨溜まりが出来てしまいます。
先生には1文字1分書けて書きなさいと指導を受けます。
例えば平仮名’の「あ」とか、、、
1分掛けて書くことは出来ますが、ちょっとそこまでの根気がありません。
1回の休憩で書き上げたいので、まあ訓練された人間なのでそりゃ徐々に集中力は落ちていきますが実用範囲で2〜3時間の集中力は保ちます。
どの分野でもそうだと思いますが、それに特化した人って言うのは、繰り返しの反復練習でしか上達しないような事をやっている人は、忍耐力も判断力もズバ抜けています。
適当に判断を下しているように見えても、素人さんの10倍100倍はそのことを観察して自分なりに判断を下していること、過去に経験したことなので判断が早いんです。
いちゃもんを付けてくる人間がいる訳です。
考え抜いた後での結論であっても、それは不可能と判断した結果でも、、、
直情的に、頑張りが足りないとか、何故諦めるとか、、、
大抵そういう判断をする人間は、いっちゃ何ですが頭が悪いです。
相手の気持ちを理解していません。
3分前に聞いた話を根拠の無い自信で相手に自分の意見を押し付けているに過ぎません。
えーと、場合によってはそのテーマだけ半年は考えている人に対して言うんですよ? おかしくありませんか?
具体案が無いでしょ? その手のことを言う人間って根性論で語る人間って、、、
出来る人間は、何故相手がそれを諦めたかを聞きます。
相手を初めから否定する人間は出来ない人間です。
諦めた理由を聞き、可能性の1つでも一緒に見つける努力をする、、、
具体案は出ないかも知れませんが、そういう方には好感を持てます、
スピードが左右される世界でその道の実績がある専門家が下した判断を違うと根拠なく批判する人間は如何かと思います。
実世界だと足を引っ張られることがあるんですよね!
アプリ開発は、ひとり作業の時は特にそうですが作家性が出ます。
まあ、作品な訳です。
作品を作っている最中は、自己否定を続ける訳です。
アプリをヒットさせたいなら、ヒットするまで、、、
ヒットしない理由は何かと、、、
また、ヒットしない理由が見つかったとしても、節操無く全て直すのは考えものです。
得てして、無責任に発言する人達の言葉は矛盾だらけです。
全ての要望を叶えようとすると非現実的な商品になってしまいます。
ありがちな例としては、スマホ、、、昔の様にバッテリーをユーザーが交換出来る様にしてほしとか、、、
防水性能を高めてくれとか、、、
1人の人間が矛盾したことを平気で言いますからね!
防水構造にするためには、水が入る経路を極限まで無くし、水の侵入経路を減らした上で防水対策しないといけません。
バッテリの接点を水に濡れる可能性が残っている状態で防水対策をするってあり得ないことなんです。
1つの作品を売れる作品にするには、お客さんの声にならない要望を聞き、自己でその真意を理解消化してその本質を作品に反映させることかな?
売れないのは売れないなりの理由がある、、、
私はそう考えています。
1対1なら相手を納得させれば、自分が変わる必要はありませんが、不特定多数の人間を相手にする場合、自分が相手に譲歩するしかありません。
その努力をせずに売れないと言い続けるのは、世間が悪いと言い続けるのは筋が違うと思いますよ!