3月のライオン見ています。
今、10話見たところです。
Gyaoで無料放送しているので、それで見ています。
出来れば避けて欲しかった一挙放送、、、つらいです。
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ダウン系の重くなる話っていうのは、連続で見るものではありません。
気持ちが引きずられるので、、、出来が良ければ良いほど引きずられます。
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まあ、途中から気付いていましたが、これが原作漫画からなのかアニメだからなのかは判りませんが、主人公の心理状態と周りの人物が連動しているのですね!
集中力が増せば増すほど、周りに人が居なくなります。
試合が始まると、周りに居た人が消え対局者だけになります。
真横からの引いた構図、、、おそらく漫画の絵を再現するにはこれしか無い訳ですが、同じ場所で人が出たり消えたりするアニメです。
それはそれで表現方法としては間違っていないと思いますが、アニメ、漫画としての最小の努力で最大の効果を発揮する時の方法としては、、、(要は手間が掛かるから、不要なものは書かないということ)
今回は、その出たり入ったりが短い時間にまとまってあったのでちょっと違和感が有ったかな? っていうのが感想です。
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新房監督は無駄なことをしないと云うのが他の監督に比べて徹底していると思います。
アニメは映画で言う、SFX(特殊効果)を全編に渡ってやっている様なものです。
序盤から終盤まで、、、映画並みの予算があれば全編に渡って満遍なく一般人が見て違和感が無いものが出来るでしょうが、テレビの深夜放送、、、
幾ら映像自体を商品として売る、DVDで売るという品質本位の商品であっても予算が限られる訳です。
その予算を如何割り振るか、、、物語シリーズと同じ方法論で話の本質に関係ないものは排除、、、そういう演出手法を駆使しているように見えます。
まあ、フィクションとして見るので、現実の話としてでは無く物語として見るので、絵が動かせないなら過疎化した街並みを描いてくれた方が潔くてセンスが良いと思います。
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動かせないことが判っていて、わざわざ街中の絵を描き、主人公格しか動かないハーレムアニメ(女の子しか出ないアニメだったかな?)を見たことがありますが悲惨でしたよ!
街中で止め絵は無い訳です。
それも5秒、10秒画面に写り込んで全く動かずとか、、、
まず、お金が無いのに街中を描くとかありえません。
これが漫画が原作で如何しても書かないといけない場所だったとしても、もう少し見せ方を考えろよ! 動かせよ! と言うものがありました、これにはゲンナリです。
低予算アニメで、監督にセンスが無いと言いふらしている様なもの、、、
ハーレムアニメでも、男女比がおかしいアニメでも見ることがありますが、それは飽くまで出来が良いことが前提、舞台背景が説明出来ていることが前提です。
3月のライオンは出来が良い故に目立つ演出上のミスかな?
心理描写としての演出方法としては間違っていないと思いますが、今回は焦点の合わない黒い影を並べた方が、集中力が高まるにつれ周りがぼやける方が良かったかな?と思います。
クリスマヌイブの対局、対戦相手が負けたら酒を飲んで暴れる人、クリスマスに離婚することが決まっている人との話、、、
まあ、連続して、、、短期間で見る話じゃ無いです。