これは「藤原拓海」育成計画ですね!

あの場所では、主人公に負けを認めさせる意味があったから、

ああなった訳です。

メインテーマは、、

勝てない敵に勝つためには如何したら良いか? というもの、、

今まで勝てていたのは、たたたま対戦相手が格下だったから、、

そこに、全ての面で格上の相手に出会ったら、、勝てるのか?

これはプロの世界で生きていく人間に共通のテーマです。

漫画家の先生にとっても、、

知名度を確立し、人気を確立しても、いつでも人気急落の危機、、

打ち切りの危機はある訳で、、

自分が通用しなくなった時点で、、作家生命は終わりな訳です。

同じことを続けていれば良いという訳でもなく、

斬新なことをやれば良いという訳でもありません。


必ず勝つという話の場合、、

話の展開がワンパターンになりがちです。

そして、突飛な方法で主人公を無理矢理勝たせても、

読者が納得しなければ、、それが続けば作品は終わります。

どうやって勝つか、どうやって勝ち続けるか、、

それは自分自身を自分の技術、経験を切り売りするプロのテーマです。